散歩みち

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2009年9月6日(日) 「下流志向」(著)内田 樹


私には理解出来なかった。
少なくとも私の小学生時代は消費に対して一人前だと思わなかった。
父親が稼いだものを私が消費して果たして自分自身が稼げるのか根拠がなかった。

私の大学時代も我が父親は勉強をしてアルバイトするなと言われた。
だからその時点でも一人前だと思えなかった。
お金を稼ぐより大事な事があるそう漠然と思っていたが
それが何なのか確信に至らなかった。

現時点では(2009/9/6)アルバイト身分だが
一応労働している。今の所学生時代のような消費に対する不安はない。
だけど今の私は学生時代に勉強してて良かったと思っている。

自分の思いついた事と学生時代の知識が交錯しているとそう思えるからである。
今の所一人前になるまでこれからたくさんの時間が必要である。
だから小学生の時から一人前になってはいけない。
就職して家族を持って老後をむかえるまで
学ぶ姿勢を失ってはいけないのである。

一人前とは何か自分で問いかけ自分で見つける必要がある。
他人から影響を受けても他人がすべて教えてくれるものではない。
だから一生涯私は学ぶ姿勢を持ち続けたいそう思っている。

2009年9月8日(火) 生きるとは?


生きるとは我慢してもがいて耐える事である。
我慢して様々な食べ物を食べる。
我慢して勉強する。
我慢して仕事する。

我慢してもがいて耐えなければ生きていけない。
そうしなければ何も成就しない。

そう私自身心のどこかで感じるからこそ
荒波の中でも生きていけるそう私は思っている。

弱気になっても必死に抵抗する私がどこかにいるのである。
結局それが私に生きろと言っている気がするのである。

2009年9月11日(金) 私の経験から


資本家と労働者が
先生と落ちこぼれと重なって見える。
現実的にそもそも「オレ的には公教育なんか要らないね」を抑止できない気がする。
なぜなら、公教育そのものが奴隷扱いと同じだと感じる人がいる気がするからである。

たぶん労働者が主役になれなかったように
落ちこぼれが主役にはなれないだろう。

多数に向けて画一的な教育するより
ケースバイケースで個々の人達にむけて多様な教育をするしかないように思う。

2009年9月12日(土) 近況


たいぶん涼しくなって秋らしくなってきた。
昨日、帰宅時にトンボが飛んでいた。

私のやる事が迷惑になってるのかもしれないと思う事もあるが
私なりに最善を尽くす結果なら申し訳ないが仕方ないのかもしれない。

アルバイト生活も当面クビだと言われるまで
私の最善を尽くしていこうと思っている。

自分のやる事がどのように影響しているのか
見当がつかない。だけど出来る限りの事をしていくつもりである。

2009年9月15日(火) 我が少子化観


私には少子化が経済的な問題にしかうつらない。
多分我が子が出来ればたくさんの経験をして欲しいから
様々な習い事に行かせたいし勉強にも興味を持ってもらいたい。
現状ではそれだけの投資が出来るのか少し不安である。

今の所一人でいれば問題ないが
家族となるとまとまった経済力が必要である。

だから先行きは暗い。
私には同じような思いを持っている人がたくさんいる気がする。
本当はいろいろな経験を学校で得られればいいのだが
そんな世間ではない。

私は習い事もしたし、塾にも通った。
やっぱりそういう友達に会って
学校と違う厳しい現実感を感じた。
なんて言うかみんなで丸くなれるような生易しさと正反対だった。

子供がそういう厳しさと優しさとたくましさを知るには
我が現実には経済的に程遠い世の中なのである。

2009年9月20日(日) 「街場の教育論」 (著)内田 樹


様々な事が書かれていて参考になった。
貧しければ特に仲間で部屋や食料や服やら助け合ってシェアすべき
という指摘には私には思いつかない発想だった。

自分の事で精一杯で他人とシェアする機会があまりない。
他人に対して出来る事と言えば
自分の事をホームページにするぐらいである。

本の中で気になった事は
私自身、子供が行動している時に
一緒になって試行錯誤できるような案が
時間をかけてたくさん持てるかが
子供の成長のカギだと私は思うので

子供が行動している時に
いろいろ案が生まれるアドバイスは必要である。

それ以外の内容は参考にもなり結構楽しく読めた。

2009年9月23日(水) 近況


連休中ずっと本を読んでいた。
「昭和史」「街場の教育論」「学問のすすめ」
「はじめての構造主義」「仏教とは何か」の計5冊である。

休みの日難しい仕事が気になってしょうがないので
もくもくと読んでいた。

今日は本を読み終えた後、
30分ほど散歩しながら
「物語 数学の歴史」を本屋で購入した。

本当は五連休にプログラムを作ろうかと思っていたのだが
結局気乗りしなかった。
本を読む方が気分転換になる気がしたからだ。

プログラムの方は土日にこつこつ作っていこうかと作戦中である。
大学のFortran90のプログラムをVisual C#かVisual C++にしたいプロジェクトなのだが
私のような個人にはFortran90コンパイラーを購入するのは大変なのである。

大学の外に出てもう10年たってるのだが
今まで無理な構想をねっていた所
ようやく構想が実現しそうな気が今している所なのである。

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